[4] 織り終わった後の仕上げ

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本体を織り終わったら、仕上げに入っていきます。私が普段行う仕上げの作業は、以下のような内容になっています。

  1. 上端側のヘッダーを織る
  2. ルームからウィービングを降ろし、余分なタテ糸とヨコ糸はカットする
  3. フリンジを作成
  4. 端を縫う
  5. アイロンをかける

それぞれの手順を詳しく説明していきます。


1. 上端側のヘッダーを織る

本体を織り終えたら、下端側のヘッダーと逆の順序で上端側のヘッダーを織ります。

下端のヘッダーの織り順を、トワイニング技法の後に6段平織した場合は、上端のヘッダーは、6段平織し(写真1)、トワイニング技法(写真2~7)で織ります。
私は通常、上端側のヘッダーでは、6段織るためのタテ糸(ワープ糸)とトワイニング織りするためのタテ糸(ワープ糸)を分けて織ります。

ヘッダーを織り終え、テールの処理も完了したら、オーダリングコードと屑糸をほどきます(写真8)。

続けて別のウィービングを織る場合には、織ったばかりのウィービングを下に移動(写真9)させ、十分なワープの間隔をとったあとに、再度、オーダリングコードの取り付けから始めます。

ご参考:テール処理については、以下の記事で詳細に紹介しておりますので、参考にしてください。

いろいろなテール処理の紹介


2. ルームからウィービングを降ろし、余分なタテ糸とヨコ糸はカットする

写真1~3:すべてのウィービングを織り終わったら、オーダリングコードと屑糸をほどき、ルームからウィービングを降ろします。ワープの上端をハサミでカットします。

写真4:ワープ(タテ糸)は、長めに残しておくと、フリンジが作りやすくなります。

写真5と6:裏側の余分なヨコ糸をカットします。あとで手直しが必要になることもあるかもしれないので、念のため、1センチほど残しておきます。


3. フリンジを作成

YouTube: Making the fringe for your weaving | ウィービングのフリンジ作成 (3:00)

裏側がすこしきれいになったら、そのまま裏側を上にして、フリンジを作り始めます。

ビデオでは、私が気に入っているフリンジ作りの手順を紹介しています。

写真の1~12は、手順の要点をスクリーンショットしたものです。

ワープを編み始める前に、写真2と3では、最後に三つ編みを編みやすいように、右側の6本のワープを長くしています。

ワープの編み方については、写真5と6の隣にある拡大写真を参照ください。

以下の手順で編んでいます:

  1. 一番左のワープと二番目のワープをつまみ、二番目のワープの下に一番目のワープをくぐらせて、一番目のワープを本体側に引っ張ります。二番目のワープは、まだ下向きです。
  2. 次に二番目のワープと三番目のワープをつまみ、三番目のワープの下に二番目のワープをくぐらせて、二番目のワープを本体側に引っ張ります。三番目のワープは、まだ下向きです。
  3. この手順を繰り返します。

右側のワープが6本残ったら、3つの束にして、三つ編みをしていきます。

裏側のワープが長い場合には、2~3センチくらいを残してカットします。


4. 端を縫う

写真1と2:ミシンで端を縫うときれいに仕上がります。

写真3~5:端を縫ったあと、余分なワープをカットします。


5. アイロンをかける

裏側の余分なヨコ糸が外側に出ないように、出来上がった作品に一度アイロンがけすることをお勧めします。

裏側にまだ余分なヨコ糸がある場合は、カットします。私は裏側の余分なヨコ糸を1センチほど残しておくことが多いです。

これで完成です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。