面倒なテール処理を最小限に抑える

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複数の色のヨコ糸を使って織るとき、色の切り替えでテール処理を何度も行うときがあると思います。ですが、頻繁に作業する場合には、面倒なときもありますね。

そんな時には、ケースバイケースですが、もし、同じ色のヨコ糸がそれほど離れていない場所でまた使われる場合には、テール処理をせずに、裏側にいったん避難させておいて、また織るときに前側に持ってきて織り始めるという方法もあります。

以下にイラストと写真とともに説明していきます。

  1. チューリップのサンプルで説明
  2. 複雑なパターンへの応用

1. チューリップのサンプルで説明

ここでは、以前の記事「サンプルを使って平織りとタペストリー織りをマスターする」で紹介したチューリップのサンプルを使って説明します。

最初のイラストでわかるように、デザイン上では、茎が終わった場所でテール処理をして、葉が始まる場所でテール処理をしています。

ですが、実際に織ったときは、二番目のイラストのように、茎の終点と葉の始点は裏側でつながっています

写真1~5は、実際に織ったときの様子です。茎を織り終わった場所で、ヨコ糸をいったん裏側に退避させておきました。そのあと、右側の葉を織るときに、退避させたヨコ糸を前側に持ってきて、織り始めました。

茎も葉も同じ色のヨコ糸を使うデザインにし、距離もそう遠くなかったので、その都度切らずに、後ろでつなげて織ることができました。


2. 複雑なパターンへの応用

もうひとつの例も紹介したいと思います。写真1のように、葉っぱのパターンが複数回繰り返されているデザインです。

緑の葉っぱ、オレンジの葉っぱをひとつひとつ織り終わるたびにテール処理をしてもよいですが、私がよくやる方法は、裏側でつなげて織ってしまいます

写真2では、裏でつながっている部分を色鉛筆でマークしました。

写真3では、実際に裏側から見た状態です。


ひとつ注意したいのは、あとで裏側のテールを全部カットして、表側と同じデザインを見せたい場合には、この方法は向きません。

裏側にテールを残してもよい場合、例えば、裏地を縫い付けたり、ピクチャーフレームに入れたりする場合には、裏側でヨコ糸が交差していても気にならないかと思います

私の場合、日によってテール処理が億劫だったり、億劫じゃなかったりします。絶対こうしなきゃだめ、というやり方はないと思いますので、やりやすい方法を見つけてみてくださいね

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。